私の大事な妹がこの度、結婚することになりました。
その新郎は、残念なことに私の後輩なのです。
学生時代から我が家に出入りしていた後輩、いつの間にか妹をさらっていく男性になっていたのです。
ちょっと寂しい気持ちにもなりますが、後輩が義理の弟になると思うとこれまた複雑な気持ちにもなってくるのです。
趣味が同じで、同好会も同じだった気楽さから妹も安心して付き合っていたのでしょう。
仲が良いのは解っていたのですが、結婚まで行きつくとは思ってもいませんでした。
さて、その結婚式、二人の要望もあって都心のど真ん中、赤坂で行うことになったのです。
二人の希望は、あの赤坂サカス内にあるチャペルで有名な結婚式場でした。
そこはアプローズスクエアと言うそうですが、知識のない私は、アプローズスクエアってどんな結婚式場?と聞いたのです。
すうと何故か、この二人、ここでの結婚式に出たことがあり、ひどく感動した末、自分たちもここで式を行うと決めていたと言うのです。
若い二人にしてやられている兄がここにいました。
どこが良いのかと彼が言うには、入場のシーンが感動的なものと言うのです。
そこには、1000個ものスワロースキークリスタイルが待ち受けてくれているそうです。
お客様から見るこのシーンは、どこの会場にもない素敵なシーンを表していると言うのです。
また、本格フレンチの料理も最高級のものと評判を呼んでいるのです。
どんなお客様にも満足いただけるコース料理の提供があるとのことでした。
そんな話を聞きながら、自分のことを考えてしまいました。
私は、29歳になりますが、未だに独身です。
結婚の予定もなく、寂しい日々を送っているのです。
でも、いつかは妹に負けず、この赤坂アカスのアプローズスクエアで式を挙げるつもりです。